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■結婚エッセイA■
結婚して2週間後、夫の家族を基盤とした親戚ざっと50人ほどが集まり7回忌、13回忌と法事がありました。新婚早々の喪服姿に違和感がありながらも【愛されるお嫁ちゃん】を目指して家政婦並に頑張りました。
ところが… 冷たいお茶!熱いお茶!コーヒー!ブラック!砂糖いりミルクなし!砂糖ぬきミルクあり!紅茶!みかん!お菓子!…と呼ばれる度に眉間のシワはどんどん増えて、最後には「ご自由にご自分でドーゾ!」と【キレる嫁】と化しました。一同シーン、と静まり返った瞬間を今でもはっきり思い出せます。
結婚14日後、【至らない嫁】としてスタートを切ったことはラッキーでした。
マイナスからスタートすると、簡単なお料理を作っただけで株も上がり、気のきいたことをすれば誉められ、気をつかいたくなければそれで済みます。
そして1年目は面食らったお正月の準備やお盆の支度も2年3年経つうちに慣れてきて楽しい行事になったりします。
た、た、楽しいの!? はい、楽しいです。
【嫁修行】と称して私は年2回、トコトンこきつかわれます。お盆は洗濯を1日7回しますから洗って干してたたむ。
暑くて日焼けして(何やってんだろ、私)というこの時間が実は、充電につながったりします。
キャリアをお持ちの女性なら、たまにはこんな配役も試してみる価値ありです。
きっとお盆休み明けには部下に優しい素敵な上司になれるはず、だからです。
そして、自営業ママの会。私はこんな楽しいコミュニティのメンバーです。家事、育児、そして仕事を持つママたちのランチはホテルでプチ贅沢。
このメンバーはスーパーを何軒も回って安い食材を探したりしません。
高いか安いかでなく、美味しいかどうかだけを基準にランチをするお店を選びます。
そして自分の好きな時間を持ち、大好きなものに投資し、気分よく過ごします。
これは自分が自由に使える資金があってこそ成り立ちます。
独身時代の贅沢とはさほど変わらないですが、その先に家庭を持つことでしか得られない贅沢もあります。
家族が年を重ねるたびに変わる願いや夢を叶え、また新たなステップを加えていく。これは自分自身への投資とは違った喜びがあります。
あるいは自営業の夫の年収がある日突然0円になっても動揺しないで生きていける安心感。 私が頑張ればいいんだから… そう思えるのは結婚して辛いことや楽しい時間を共有したからできることだと思います。
結婚って素敵。キャリアも素敵。やっぱり両方手に入れたい!いつまでも欲張りな私でいたいと思います。
【結婚】して得られる家族愛は、私の欲しいもの全て足しても敵いません。
私は何でも欲しがる女性であり、欲を満たすためには努力を惜しみません。
結婚してからも、家庭も大事だけど自分も大事、こどもは可愛いけれど仕事もしたい。
試行錯誤しながらも、時間配分を調整しながら、6年経ちました。
キャリアを積んだ女性が、このまま独身生活が幸せ、でも結婚ってどうなの?と思う瞬間があると思います。
そんな時は、結婚してみてください!と提案しています。
「もっと家庭やこどもに時間をかけるべきじゃない?」と言われることもあります。
「そんなに毎日イキイキしているなんてうらやましい!」と言われることもあります。
何をやっても賛否両論あるのですから、自分が1番納得できる生き方をすることを選択しています。
家族とは過ごす時間が少ない分、仲良く楽しく賑やかに過ごすようにしています。
家事・育児・仕事に資格取得のための勉強と全てが空回りする時もあります。
全部投げ出したい!そう思ったら、ライブに行ったり、旅行に出かけたり、エステに行ったり…独身時代と変わらない自由な時間を謳歌します。
頼れるものには遠慮なく甘えさせていただきます。
幼稚園、保育園、実家、ご近所、お友達。みんな総動員して助けてもらって【幸せな家庭】を維持してきました。
そして得たものは【感謝の気持ち】。
私の周りの全ての人に、ありがとう!と思える優しい気持ちにあふれる、これが【結婚】からの最大の贈り物です。
そして今度は私の番。結婚の素晴らしさをあなたに贈ります。
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